ジャセル サガーラは1987年10月サンティアゴ デ クーバに生まれる。幼少の頃から芸術に興味を持ち始める。
音楽が趣味の父親の影響で、パーティーや歌、ダンス、そして歴史に囲まれる環境に育ち、それが知らず知らずに彼の才能を形成してゆき、11才の時には最初の曲をハーモニー楽器を使用せずに作る。彼が唯一持っていたのはインスピレーションだった。メロディーやアレンジ、細かい部分まで録音しなくても記憶することが出来た。彼の創作過程に物の助けは必要なかった。
1999年さらなる進歩を求め文化センターに通うようになり、2003年には14才で芸術の教育学校に進学、本格的に学ぶ。そこではギターやピアノ、キューバの打楽器の演奏を習得し、音楽と創作の能力を際立たせ、音楽専攻の学位を取得する。
常に独自の音楽性を模索し、様々なプロジェクトを立ち上げる。
実験的なものや小さなもの、オーケストラ、キューバの伝統音楽のグループ、アーバンミュージック、ダンスミュージック、その他の形態。それらは全て彼を形成し経験となる。
その中で代表的なのが、D’trova(Trova alternativa)、5to”Nico Saquito”、”Duo Ex corde” そして”Son de K.libre”である。
2012年にハバナに移り、そこで国際的に著名なアーティスト達と共演する。サンティアゴ デ クーバでもマスコミに取り上げられた経験はあったが、ハバナでのテレビやラジオ、新聞への露出は全国的なものだった。
2年後、日本に移り、そこで新たな段階を迎える。彼の向上心や才能を集結させた最も重要なプロジェクトSagarra Musicで、プロデューサー、ソロミュージシャンとしての才能を開花させる。いずれ世界の目に触れるこの才能多き人物については、もっとたくさん語ることが出来る。
今後、彼から目を離すな。決して後悔はしないから。