キューバのスウィーツ(キューバのデザート)
先日、地球の歩き方、世界のお菓子図鑑でキューバのスイーツやCafe La Vidaのことが紹介されました。(こちらのページを参照してください)
そこで、今回はお店でだしているキューバのスウィーツ(デザート)を少し紹介したいと思います。
一般的にキューバ人は甘いものが大好きです。
例えばキューバのコーヒーは、いわゆるエスプレッソコーヒーですが、砂糖をたくさん入れてとても甘くして飲むのが普通です。
誕生日などのお祝いの時に食べるケーキも、ピンクやブルーなどの鮮やかな色に着色されたとても甘いクリームでデコレーションしています。
![キューバのケーキ](https://cafelavida.tokyo/wordpress/wp-content/uploads/2023/01/77fb7698926be307cc2d052ecf8c064d-e1673443524835.jpg)
キューバのケーキ
① フラン(キューバ風カスタードプリン)Flan
さて、お店のデザートの中で圧倒的に人気なのは、”フラン“というキューバ風カスタードプリンで、キューバのデザートの定番です。キューバではコンデンスミルクを使って作るのでかなり濃厚なプリンです。
![フラン](https://cafelavida.tokyo/wordpress/wp-content/uploads/2017/09/IMG_0252-e1661075908328.jpeg)
フラン(キューバ風カスタードプリン)
私たちのお店では、季節ごとに様々な味のフランをつくっています。例えば、秋ならマロン味、バレンタインデーの季節はチョコレート 味、夏はココナッツミルク味、コーヒー味などです。
![マロンのフラン](https://cafelavida.tokyo/wordpress/wp-content/uploads/2017/12/IMG_0785-scaled-e1661075532699.jpeg)
マロンのフラン
![チョコレートのフラン](https://cafelavida.tokyo/wordpress/wp-content/uploads/2018/02/IMG_3841-e1661080761140.jpg)
チョコレートのフラン
また、クリームチーズも少し入れるので硬いプリンが好きな方にはおすすめです!
② グアバパイ Pastel de Guayaba
次に人気なのが、キューバ人が大好きなグアバパイです、お店で作っているグアバパイは、サクサクの練りパイ生地の中に、甘いグアバペーストとほんのり酸味のあるクリームチーズを入れて焼いています。
パイ生地は、小麦粉とバター、塩砂糖少々のみで作っていてダークラムを隠し味に入れてコクを出しています。
![グアバパイ](https://cafelavida.tokyo/wordpress/wp-content/uploads/2023/01/24C43721-1649-4C20-ADED-3BC7B420F756_1_105_c.jpeg)
グアバパイ
![グアバパイ](https://cafelavida.tokyo/wordpress/wp-content/uploads/2023/01/1D5AF046-F662-451F-9EB0-3CCB9762E459_1_105_c-e1673444213168.jpeg)
グアバパイ
グアバペーストとクリームチーズとクラッカーとの組み合わせは、簡単なおやつとしてキューバだけではなく他のラテンアメリカの国でもよく食べられているようです。
グアバパイは、日本で作っているところが非常に珍しく、特にキューバ人にとっては、遠い故郷を思い出す特別なお菓子のようで、クリスマスや誕生日に家族や自分のためにテイクアウトで買って帰るキューバ人が多いです。
ところで日本人のお客様もグアバパイが好きな人が多いのはちょっと意外でした。甘い物好きに国境はないのですね。
③ アロスコンレッチェ (キューバ風ライスプディング) Arroz con Leche
そして、アロスコンレッチェというキューバ風ライスプディングも最近人気があります。最近、と書いたのは、以前はラテンアメリカを中心に外国人のお客様がよくオーダーされていて日本のお客様は敬遠されることが多かったのですが、最近は日本のお客様もオーダーされることが多く、美味しいという声をよく聞くようになりました。
![アロスコンレッチェ(キューバ風ライスプディング)](https://cafelavida.tokyo/wordpress/wp-content/uploads/2023/01/096D6510-B17C-473B-A35F-DE06B3E60565_1_105_c.jpeg)
アロスコンレッチェ(キューバ風ライスプディング)
お店で作るアロスコンレッチェは、コンデンスミルクやシナモンやアニスを使っているので独特の風味とクリーミーさが特徴です。
④ プディン・ディプロマティコ Pudin Diplomatico
最後は、プディンディプロマティコというデザートです。プリンの中にいろんなフルーツをいれて、下がクッキー生地になっているので、切り口がカラフルで、いろんな食感を楽しめます。
![プディンディプロマティコ](https://cafelavida.tokyo/wordpress/wp-content/uploads/2023/01/06B8586A-1260-4E0C-A2A4-A5B4E4B2C7F5_1_105_c.jpeg)
プディンディプロマティコ
見た目が華やかなのでお店では、クリスマスの季節によく作っています。名前の由来は、(ディプロマティコが外交とか外交官という意味なので)一説には外交会議のレセプションで初めて出されて人気が出たと言われています。また一説には、有名なロシアの外交官がイギリスのプディングを好んだことからきているとも言われています。
まあ、名前の由来はどちらにしても、やはり甘党に国境はないということですね!
このほかにもまだまだ日本ではあまり知られていないいろんなキューバのデザートがあるので、また紹介します。