Cafe La Vidaは浜松町での小さなカフェから始まりました。
久しぶりのブログです!
かなり久しぶりなので、浜松町時代のCafe La Vidaについて振り返ってみたいと思います。
最近お店にいらっしゃるお客様とお話ししていると、ほとんどの方が私達のお店が浜松町にあったことをご存じないのです。
私たちのCafe La Vidaは、2014年5月に浜松町の路地裏でキューバ料理が食べられる小さなカフェとしてスタートしました。ニューヨークの街角の小さなカフェをイメージして作りました。(ニューヨークに行ったことはないのですが。。)
当初は、キューバ料理といっても日本の方にはなかなかイメージしにくいので敬遠されるのではないかと思ったので(いまでもほとんどの日本人には馴染みがないのですが。。)サンドイッチならまだとっつきやすいだろうと思い、キューバサンドイッチと簡単なキューバ料理とカフェメニューで始めてみました。
しかし意外なことに、場所柄もあり、平日のランチはサラリーマンやOLの方々で連日ほぼ満席となり、夜は仕事帰りのサラリーマンの方々がちょっと一杯飲んで帰るバルとして利用していただけるようになりました。
やはりキューバといえば音楽が欠かせません。2014年10月に初めてキューバ音楽のライブイベントをしました。
第一弾は、今でもお店で演奏してくれているカルロスセスペデスとパポのデュオで、音響装置もなく、生音での演奏でしたが狭い店内にたくさんのお客様に来て頂き、大盛況でした。
これに味をしめ、その後も第2弾、第3弾とライブイベントを開催し、その度に盛り上がっていきました。
そうこうするうちに、オープンから約1年がたち、ある異変に気がつきました。
キューバサンドイッチが飛ぶように売れはじめたのです!
なかには車でお店の前に乗り付けてテイクアウトで買って帰るお客様も何人か出てきました。私たちはうれしい悲鳴とともに何だか不思議な気分で毎日仕事をしていましたが、ある日お客様から教えていただいてその理由が分かったのです!
その頃日本で公開になったアメリカ映画の中でキューバサンドイッチが出てくるらしく、それがめちゃくちゃおいしそうなので食べたくなるのだそうです。
Cafe La Vidaでのキューバサンドイッチの熱狂的なブームは2−3ヶ月で落ち着きましたが、その後も映画を見てキューバサンドイッチを食べにくるお客様が1日数人はいらっしゃいました。
もともと、1年半後にビルの取り壊しが決まっていたため、期間限定のお店だったのですが、もっと本格的なキューバ料理とキューバ音楽を日本の人々に知ってもらい楽しんで頂きたいという願望が強くなり、浜松町でのお店の契約が終わったあと、遂に広尾に移転することに決めたのです。
浜松町時代からの私達の一番の想いは、今のお店のホームページのトップページにあるように、美味しい本格的なキューバ料理を日本のみなさんに知ってもらい楽しんでもらいたいということです!キューバの食文化は実はとても豊かなんです。現在のキューバの社会や経済の問題でキューバ国内で美味しくて洗練された料理を食べるのが難しくなっていますが、Cafe La Vidaではキューバの豊かな食文化を体験して頂けるように今までもこれからも頑張っていこうと思います。